同居から始まる恋もある!?

「普段はこんなちゃらんぽらんなのに?そりゃ楽しみだな」

「……律以外のお客様には、丁寧な接客を心がけてるから」

「なんだとっ!?」

「まあまあふたりとも」


律はつまらなそうにウィスキーを飲み干した。


「けどさ、だったら悩んでないで、ずっとサチの前でカッコイイ兄貴やってりゃよかったんじゃないの?」

「……ぅっ」

「そのいい加減なツラ見せてりゃ、ガッカリされるのはしょうがない気もするけど…」


容赦ない律の言葉に、俺は完全に打ちのめされてしまう。

―確かに、アパートの家賃が払えず、慌てて友人を頼るもことごとく断られ(当たり前だ)、最後の手段と元カノに連絡をとろうと思えばメアドは変えられていた、そんな最悪の状況だったとはいえ……。

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