先生、男と女になれません。 -オトナの恋事情ー
「早く宮澤さんに知らせてあげて下さい」
小鳥ちゃんは僕の為に朝の紅茶を淹れながらそう促すけれど、本当に知らせていいものだろうかと迷う。
2人の関係が表ざたになった以上、賞が終了するまで連絡を取ったりするのはヤブヘビになりそうだと。
「でも、一応線引きはしなきゃいけないから」
「こういう時は大好きな人に知らせるのが義務ですよ、私だって原稿がアガると……」
「んー、小鳥ぃ? 」
言いかけて急に口を噤んだのは、日之出さんに対してカレシが居る事をきちんと報告してないからだろう。
こっちの場合、報告すれば間違いなくカレシとの仲を引き裂かれるに違いないから。
「と、とにかく宮澤さんに」
「小鳥ちゃん、心配してくれてありがとうございます。でも、僕はちゃんと落ち着くまで報告しないよ」
「宮澤様ぁ……もっと、もっとお願いします……」
何だまだ寝ているのか、日之出さんは。
それにしても夢にまで見る程の調教を受けているのに、僕が奪っていいのだろうかと心配しながら寝顔を見詰めていたら、小鳥ちゃんがクスッと笑った。
小鳥ちゃんは僕の為に朝の紅茶を淹れながらそう促すけれど、本当に知らせていいものだろうかと迷う。
2人の関係が表ざたになった以上、賞が終了するまで連絡を取ったりするのはヤブヘビになりそうだと。
「でも、一応線引きはしなきゃいけないから」
「こういう時は大好きな人に知らせるのが義務ですよ、私だって原稿がアガると……」
「んー、小鳥ぃ? 」
言いかけて急に口を噤んだのは、日之出さんに対してカレシが居る事をきちんと報告してないからだろう。
こっちの場合、報告すれば間違いなくカレシとの仲を引き裂かれるに違いないから。
「と、とにかく宮澤さんに」
「小鳥ちゃん、心配してくれてありがとうございます。でも、僕はちゃんと落ち着くまで報告しないよ」
「宮澤様ぁ……もっと、もっとお願いします……」
何だまだ寝ているのか、日之出さんは。
それにしても夢にまで見る程の調教を受けているのに、僕が奪っていいのだろうかと心配しながら寝顔を見詰めていたら、小鳥ちゃんがクスッと笑った。