私こそ光る☆君 ~番外編~
「キューキュキュキュ!!」
「キィ……」
「キュク……」
一行に疲れが見え始めた頃、後ろを歩いていた魔物たちが騒ぎ出しました。
「……?」
首を傾げる清龍。
何かあったのか?
その疑問に答えたのは意外にも由依でした。
「あのね、この先にまもりんたちのボスがいるんだって☆」
「ボス?」
「うん、まもまもが言ってたの☆」
「…………」
判るのか、魔物の言葉が……。
そして名前が変わっている……。
様々な思いを抱きながらも、口にすることなく進んでいきます。
すると明かりが見え、少し開けた場所に出ました。