私こそ光る☆君 ~番外編~



「さて、宴はお仕舞いだよ。

単なる暇つぶし以上のものを僕は手に入れたからね?」


そう言って腕の中の奏に視線を戻し、ウインクする魔王。


「……えっ?//」



すると一瞬にして会場の皆が目を覚ましました。

再び前に視線を戻し、魔王は続いて言います。


「それから、つまらない見世物をした宴の参加者は全員これを飲むように」


パチンッと指を鳴らし、魔王は緑色の液体が入ったグラスを人々の手に出現させました。


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