《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
――はぁっ。
「ナニ?
まだなんか言いたいこと
あるわけ?」
「あんまり爽介と
馴れ馴れしくしないで。
表のコは表のコ同士で
ツルんでればいいでしょ」
「……………」
呆れを通り越して、哀れに
なってくるわね。
この人、多分あたしはおろか、
爽介よりも年上で……
それに、かなりの美人なのに。
中身は、中学生レベル
(もーさっきよりさらに
格下げよっ)。
それとも、そんなになっちゃう
くらい爽介にゾッコンなのか……
どっちにしても、あたしに
こんなこと言ってきたって、
見当違いもいいとこ。
「別に、今までもこれからも、
馴れ馴れしくするつもり
なんてないわよ。
もーいい加減にして」
あたしは肩にかかった雫の
手を乱暴に振り払った。
雫は『あっ』と小さく
叫んだけど、もう一度
掴みかかってこようとはしない。
ただ、振り返ったあたしを、
敵意のこもった瞳で睨み
つけてる。
「ナニ?
まだなんか言いたいこと
あるわけ?」
「あんまり爽介と
馴れ馴れしくしないで。
表のコは表のコ同士で
ツルんでればいいでしょ」
「……………」
呆れを通り越して、哀れに
なってくるわね。
この人、多分あたしはおろか、
爽介よりも年上で……
それに、かなりの美人なのに。
中身は、中学生レベル
(もーさっきよりさらに
格下げよっ)。
それとも、そんなになっちゃう
くらい爽介にゾッコンなのか……
どっちにしても、あたしに
こんなこと言ってきたって、
見当違いもいいとこ。
「別に、今までもこれからも、
馴れ馴れしくするつもり
なんてないわよ。
もーいい加減にして」
あたしは肩にかかった雫の
手を乱暴に振り払った。
雫は『あっ』と小さく
叫んだけど、もう一度
掴みかかってこようとはしない。
ただ、振り返ったあたしを、
敵意のこもった瞳で睨み
つけてる。