《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「……? どーした?
てかマジでどこ行くわけ?」
「ウン……」
よく考えたら、このホテルの
どこにいるかまでは聞いて
なかった。
パッと見渡した感じ、
ロビーやラウンジには
いないみたいだけど――。
あたしは携帯を取り出して
コールした。
待ち構えてたように、
すぐに応答がある。
『はい』
「あたし。着いたけど、
どこに行けばいいの?」
短く尋ねると、ルーム
ナンバーを告げられた。
……部屋とってたんだ。
「わかった。すぐ行くわ」
通話を切ったあたしは、
爽介を促してエレベーターに
乗り込む。
爽介は――もう、完全に
狐につままれたって感じで
黙り込んでた。
……ゴメンね、爽介。
ビックリさせて。
「部屋の中で、待ってる
そうだから」
「あ、そ。
なんかもーワケわかんねー
けど、とりあえずついてくよ」
「ウン、ありがと」
あたしが言うのと同時に、
静かにエレベーターが
停止して、ドアが開く。
てかマジでどこ行くわけ?」
「ウン……」
よく考えたら、このホテルの
どこにいるかまでは聞いて
なかった。
パッと見渡した感じ、
ロビーやラウンジには
いないみたいだけど――。
あたしは携帯を取り出して
コールした。
待ち構えてたように、
すぐに応答がある。
『はい』
「あたし。着いたけど、
どこに行けばいいの?」
短く尋ねると、ルーム
ナンバーを告げられた。
……部屋とってたんだ。
「わかった。すぐ行くわ」
通話を切ったあたしは、
爽介を促してエレベーターに
乗り込む。
爽介は――もう、完全に
狐につままれたって感じで
黙り込んでた。
……ゴメンね、爽介。
ビックリさせて。
「部屋の中で、待ってる
そうだから」
「あ、そ。
なんかもーワケわかんねー
けど、とりあえずついてくよ」
「ウン、ありがと」
あたしが言うのと同時に、
静かにエレベーターが
停止して、ドアが開く。