《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
夜が明けて間もない
時間帯の、薄暗い光。


爽介の部屋の天井。

爽介のベッド。


隣に爽介はいなくて――
耳を澄ますと、かすかに
シャワーの音が聞こえてた。



緩慢な動きで壁の時計を見る。


AM4:00。


普通の人ならまだまだ寝れる
時間だけど、爽介にとっては
これでもギリギリの時間。


……いや、バイクがあるん
だったら、まだ多少は余裕
あるかな。

昨日は使ってなかったから、
きっと家の方にあるはず。


そう思ったあたしは、手早く
衣類を身につけると、
キッチンに向かった。


コーヒーをいれて沸くのを
待つ間に、部屋中の
カーテンと窓を開ける。


もうすっかり真夏。

すぐに、差し込む光も照り
つける暑いものに変わる
だろうから、今のうちに換気。


キッチンに戻ってマグ
カップにコーヒーを注いだ
ところで、ちょうどバス
ルームから爽介が出てきた。


「あれ、なんだ
起きちまったのか」


あたしを見つけて、ちょっと
驚いたような、申し訳
なさそうな表情。
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