《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「うん、おはよ」


「お前はまだ寝てて
よかったのに。

こんな時間に起きても、
することないだろ」


「まあ、ないけど。
目が覚めちゃったからいいわよ。

コーヒーいれたんだけど」


「お、飲む飲む。サンキュー♪」


歌うように答えると、
爽介は上半身ハダカのまま
キッチンに入ってきた。


遠目に見るにはいいけど、
近くに来られるとやっぱ
ちょっとドキッとしちゃうな。


でも爽介はそんなことは
おかまいなしで、そのまま
あたしの隣に立って、


「亜莉紗。

今日から12月まで、また
気合い入れて行くぜ!」


言葉どおり気合いの入った
声で、あたしに笑いかける。


「気合いは大丈夫だけど……
でもあたし、次は何すれば
いいの?」


「んなもん、オレもまだ
知らねーよ。

本選は、予選に出品した
作品にプラスアルファ何品か
だけど、そっちのテーマは
まだ発表されてないし」


当然のように胸を張って
言う爽介。


――なによそれ。


何をするかもまだわから
ないのに気合いだなんて――
ホント、爽介はどこまでも爽介。
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