《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「あんなヤツ――どうせ
腕だってたいしたこと
ないって思ってた」
独り言みたいに、ポツリと
つぶやくと。
「腕は確かだよ。爽介だけ
じゃなくて、3人共ね」
と、マッキーが迷う
ことなく即答する。
「みんな、学生時代から
コンクールで入賞したり
してる実力派でね。
社長自らが試食も面接も
して、抜擢したんだ。
彼らはもう、パティシエと
しては一流だよ。
だから仕事にはポリシー
持って、本当に真剣に
取り組んでるんだ」
あ―――。
マッキーが、さっきの
厨房でのことを言おうと
してるんだって、わかった。
つまり――さっき爽介が
怒ったのも、そーゆー
ポリシーから来てるってこと?
ただ単にムカついてキレた
んじゃなくて、何か、怒る
だけの理由があったって?
「でも、あたしには
そんなのよくわかんないよ。
あたし別にパティシエじゃ
ないし」
「ははっ。
まあ、そーだよね」
マッキーは目を細めて笑う。
腕だってたいしたこと
ないって思ってた」
独り言みたいに、ポツリと
つぶやくと。
「腕は確かだよ。爽介だけ
じゃなくて、3人共ね」
と、マッキーが迷う
ことなく即答する。
「みんな、学生時代から
コンクールで入賞したり
してる実力派でね。
社長自らが試食も面接も
して、抜擢したんだ。
彼らはもう、パティシエと
しては一流だよ。
だから仕事にはポリシー
持って、本当に真剣に
取り組んでるんだ」
あ―――。
マッキーが、さっきの
厨房でのことを言おうと
してるんだって、わかった。
つまり――さっき爽介が
怒ったのも、そーゆー
ポリシーから来てるってこと?
ただ単にムカついてキレた
んじゃなくて、何か、怒る
だけの理由があったって?
「でも、あたしには
そんなのよくわかんないよ。
あたし別にパティシエじゃ
ないし」
「ははっ。
まあ、そーだよね」
マッキーは目を細めて笑う。