イジワル王子に恋して
バイトなんか
行きたくない。


もう圭くんに隠し事なんかしたくない。


彩子はトボトボと結城飯店に向かう。


「あっ!彩ちゃんっ!お疲れ様!」


いつものおじさんの笑顔。
ちょっと胸が痛い。


「おじさんっ!…わたし…」

「ただいま。」


ちょうど先輩が帰ってきた。


「先輩!ごめんなさいっ!私…やっぱり…」


ガラッ!


「いらっしゃいませっ!」

振り返った先には
驚いた事に圭くんが立っていた。
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