イジワル王子に恋して
「ん?」

彩子は手に感じる謎な感触に
頭をひねる。


何これ…

固い…


「すげーだろ?」


(まさか…)

圭くんの言葉で
それが何なのかが分かった。


「…きゃぁぁあぁ!!!」


圭くんの腕をばっと
振り払うとベッドから飛び降りて、
部屋を飛び出した。
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