イジワル王子に恋して
はぁ…
はぁ…


彩子は自分の部屋に飛び込むと
ドアにもたれ込むように、床に崩れた。


私…///

圭くんの…触っちゃった…//


手の平で
脈を打つ感覚。

手の平がまだピリピリ痺れている気がする。


はぁ…


甘いキス…

深いキス…


圭くんの指先になぞられて…



彩子はぎゅぅっと
自分の体を抱きしめた。
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