ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*
ありがとう。
♪苺side♪
修学旅行3日目。
「じゃあ、これ鍵ね?」
先生に渡されたのは、カードキー。
「大丈夫?先生も着いててあげようか?」
「一人で大丈夫です。ありがとうございます」
あたしは軽く頭を下げた。
「何かあったら電話してね?」
「はい」
あたしは一人で、エレベーターに乗る。
本来なら、今日は自由行動で回るはずだったんだけど…あたしはホテルでお留守番。
つまんない…寂しい…。
なんて思うけど、まだ少し微熱があるし、これ以上みんなに迷惑はかけられない。
だから、先生の言うことを素直に聞き入れた。
同伴で一緒に居ようか?と、先生が言ってくれたのを断ったのは、一人の方が楽だから。
ピー…
カードキーでロックを外して、部屋の中に入る。
ドサッ
あたしは荷物と一緒に、ベッドへダイブした。
制服がしわになる…なんて、一瞬思ったけど、もう動きたくない。
「はぁ…」
あたし、昨日からずっと同じこと考えてる。
おかげで、あまり寝れなかった。
ずっとドキドキして…。
夢か現実か、どんなに考えても分からない。
寂しいけど、今日が単独行動で良かったかも…と、思った。
西藤くんと会ってしまったら、あたしはどんな顔するか、分からないから。
「はぁ…」
あたしはまた、ため息をついた。
修学旅行3日目。
「じゃあ、これ鍵ね?」
先生に渡されたのは、カードキー。
「大丈夫?先生も着いててあげようか?」
「一人で大丈夫です。ありがとうございます」
あたしは軽く頭を下げた。
「何かあったら電話してね?」
「はい」
あたしは一人で、エレベーターに乗る。
本来なら、今日は自由行動で回るはずだったんだけど…あたしはホテルでお留守番。
つまんない…寂しい…。
なんて思うけど、まだ少し微熱があるし、これ以上みんなに迷惑はかけられない。
だから、先生の言うことを素直に聞き入れた。
同伴で一緒に居ようか?と、先生が言ってくれたのを断ったのは、一人の方が楽だから。
ピー…
カードキーでロックを外して、部屋の中に入る。
ドサッ
あたしは荷物と一緒に、ベッドへダイブした。
制服がしわになる…なんて、一瞬思ったけど、もう動きたくない。
「はぁ…」
あたし、昨日からずっと同じこと考えてる。
おかげで、あまり寝れなかった。
ずっとドキドキして…。
夢か現実か、どんなに考えても分からない。
寂しいけど、今日が単独行動で良かったかも…と、思った。
西藤くんと会ってしまったら、あたしはどんな顔するか、分からないから。
「はぁ…」
あたしはまた、ため息をついた。