ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*
☆裕也side☆
12月24日…クリスマスイヴ。
「麗奈ちゃんとクリスマスするなんて、久しぶりね」
母さんは、微笑みながら料理を運ぶ。
「すみません、いきなりお邪魔しちゃって。あっ、手伝います」
「麗奈ちゃんは、家族みたいなものだから大丈夫よ。ありがとう」
麗奈は母さんから、サラダの入った器を受け取る。
俺はそんな、麗奈と母さんの見慣れたやりとりを、テーブルに着いて見ていた。
不意に麗奈と目が合うと、麗奈はにっこりと微笑んだ。
別れるつもりが…別れられなくなった。
いや、別れる必要がなくなったと言うべきか…。
津田がもう想っていないというのなら、俺の気持ちはどうすることも出来なくて、
ただ麗奈と、ズルズル付き合っている。
「ほら、裕ちゃんも手伝って!」
サラダをテーブルに置いて、麗奈が言う。
「おっ、何だか華やかだと思ったら、麗奈ちゃんか」
「お邪魔してます♪」
父さんが帰って来た。
「今日は…?」
「あ、お父さんとお母さんがちょっと出掛けてるんで、お邪魔させていただくことにしました」
麗奈の両親が出掛けているのは、麗奈がディナークルージングを、プレゼントしたからだそうだ。
「さあ、いただきましょうか?」
いつの間にやら母さんは、一人で支度していて、食卓には料理が並べられていた。
12月24日…クリスマスイヴ。
「麗奈ちゃんとクリスマスするなんて、久しぶりね」
母さんは、微笑みながら料理を運ぶ。
「すみません、いきなりお邪魔しちゃって。あっ、手伝います」
「麗奈ちゃんは、家族みたいなものだから大丈夫よ。ありがとう」
麗奈は母さんから、サラダの入った器を受け取る。
俺はそんな、麗奈と母さんの見慣れたやりとりを、テーブルに着いて見ていた。
不意に麗奈と目が合うと、麗奈はにっこりと微笑んだ。
別れるつもりが…別れられなくなった。
いや、別れる必要がなくなったと言うべきか…。
津田がもう想っていないというのなら、俺の気持ちはどうすることも出来なくて、
ただ麗奈と、ズルズル付き合っている。
「ほら、裕ちゃんも手伝って!」
サラダをテーブルに置いて、麗奈が言う。
「おっ、何だか華やかだと思ったら、麗奈ちゃんか」
「お邪魔してます♪」
父さんが帰って来た。
「今日は…?」
「あ、お父さんとお母さんがちょっと出掛けてるんで、お邪魔させていただくことにしました」
麗奈の両親が出掛けているのは、麗奈がディナークルージングを、プレゼントしたからだそうだ。
「さあ、いただきましょうか?」
いつの間にやら母さんは、一人で支度していて、食卓には料理が並べられていた。