ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*
♪苺side♪
「好きだ」
西藤くんの腕の中で、西藤くんの言葉で、
あたしは息が、止まってしまいそうになった。
心臓は破裂しそうなくらい、バクバクしてて…
“好きだ”って言葉を、何度も何度も頭の中で繰り返す。
それでも、状況についていけないあたしの頭。
「津田…」
名前を呼ばれて、体がビクッて反応した。
「遅くなってごめん。ずっと前から好きだったのに…言えなかった」
あたしは西藤くんの言葉を、頭の中で繰り返して、ゆっくりと頷く。
すると、ぎゅうってあたしを抱きしめる力が、強くなった。
「本当に津田が好きだから
付き合って欲しい」
涙が…零れ落ちた。
だって夢じゃない。
すごく寒いはずなのに、
西藤くんの腕の中は温かくて…
西藤くんの腕の力を感じて…
西藤くんの匂いに包まれてる…。
だから夢じゃない。
これは現実…夢のような現実。
「ふぇ……っ」
あたしは少し、声を出して泣いた。
言葉では言い表せないくらい、嬉しくて…言葉の代わりに、涙が溢れて止まらない。
「好きだ」
西藤くんの腕の中で、西藤くんの言葉で、
あたしは息が、止まってしまいそうになった。
心臓は破裂しそうなくらい、バクバクしてて…
“好きだ”って言葉を、何度も何度も頭の中で繰り返す。
それでも、状況についていけないあたしの頭。
「津田…」
名前を呼ばれて、体がビクッて反応した。
「遅くなってごめん。ずっと前から好きだったのに…言えなかった」
あたしは西藤くんの言葉を、頭の中で繰り返して、ゆっくりと頷く。
すると、ぎゅうってあたしを抱きしめる力が、強くなった。
「本当に津田が好きだから
付き合って欲しい」
涙が…零れ落ちた。
だって夢じゃない。
すごく寒いはずなのに、
西藤くんの腕の中は温かくて…
西藤くんの腕の力を感じて…
西藤くんの匂いに包まれてる…。
だから夢じゃない。
これは現実…夢のような現実。
「ふぇ……っ」
あたしは少し、声を出して泣いた。
言葉では言い表せないくらい、嬉しくて…言葉の代わりに、涙が溢れて止まらない。