cherry
「あっ、あたしも、拓也のことが・・・好き。」

真っ直ぐに、拓也の目を見て答えた。

言ったとたん、すごく恥ずかしくなってきて、下を向いた。

「えっ!ほんとに・・・!?」

拓也が驚きの目で、見てきた。

「うん。好きだよ・・・」

「咲良・・・」

拓也は、あたしをぎゅっと抱きしめてきた。

恥ずかしくて、拓也の胸の中に顔をうずめた。

すると、拓也は両手を伸ばして、あたしの顔を引き寄せた。

そして・・・

ゆっくりと、甘くて、深いキスをした。

愛を確かめ合うように・・・



< 199 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop