cherry
しばらく、余韻に浸っていると、

「ヒュ~!ドドーン!」

窓の外から、いきなり大きな音が聞こえてきた。

なんなの!?と思って、窓の外を見ると、夜空には花火がたくさん上がっていた。

「綺麗・・・」

あまりの綺麗さに、思わず呟いていた。

そして、校庭の方を見ると、クラスのみんながいた。

「なんで!?」

驚いて、拓也に尋ねた。

「今日さ、俺が咲良に告ることを瞬に話したら、瞬がクラスのみんなに頼んで、花火上げたり、祝ってくれたりしたんだ。」

えっ・・・

瞬が・・・!?

だって、瞬もあたしのこと好きだったんでしょ・・・?

< 200 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop