流れ星のカケラ【完】
何気に、聖からもらえるプレゼント、
香水にしておけばよかったのかなぁ…と少し後悔する。
まぁ、聖がアクセ買ってくるかも、プレゼントくれるかもわからないけどね。
「…優貴?」
「ほぇ?」
「何ボーっとしてんだよ。ここのテラス、貸切にしたんだってさ。」
「えっ?こんなとこを貸切にしたの!?」
ガイドブックの写真を見ると、
満天の星空に白いテーブルが1つあって、
その背景にはライトアップされたココナツランドがある。
多分、これってココナツランドのエントランス入ったすぐ近くにあるからココナツランドのほぼ全体が見えるのかな?
「こんなとこで食べれるの!?」
「西崎が''優貴のため''というので特別に貸切にしてもらったらしいぜ?」
美奈、
もう本当に美奈は最高の親友だよ。
「優貴って最初に会った時よりしっかりしてんじゃん。」
「ほぇ??」
ボソッと呟いた聖に反応する私。
「だってさ、優貴って本当にもう世界が死んでる感じの顔をずっとしてたし。」
「私、聖のことを最初は意味不明なこと言ってる最低な人って思ってたもん。」
流れ星の意味なんてなんて変なことを言ってるのだろうって思うもん。
でももう今は違う。
逆に流れ星の意味を信じている。
しっかりと私には2つカケラが心の中に届いてる。
「流れ星の意味、私、今ならちゃんとわかるよ。まだ2つしか届いてないけどね。」