流れ星のカケラ【完】
~♪♪♪
すると突然、携帯から微かにアーティストの歌声が聞えた。
「メール?」
「優貴のからじゃねぇの?」
私は、鏡をしまってから携帯を出す。
携帯を出すと、やっぱり私ので、
曲が流れている。
急いで受信ボックスを開けると美奈からだった。
''並んでるのにそんなに大声出さないの!周りの人に迷惑だよ?''
「悟たち、並んでんじゃねぇの?」
後ろから聖が覗き込む。
私と聖は今、山の外側の坂道に並んでいて、
その内側にはまた坂道がある。
簡単に言うと、外側の坂道をしばらく上ると、
山の中に入る入り口があって、そこから今度は内側にある坂道を下りて行くっていうこと。
その下りて行ったところに、水が流れている山と接しているような構造になっていて、
そっから私たちは乗り込むっていう仕組み。
山にはところどころ穴が開いているから、
中の様子が分かる。
「美奈、内側にいいるのかな?」
「そうとしか考えられねぇだろ。回り見ても姿ないし。」