流れ星のカケラ【完】
「聖はいつ行く予定なの?」
「俺は再来週あたりに行くけど…優貴は予定大丈夫なのかよ。講習とかやってんじゃねぇの?」
「ううん。私、講習とか予備校に通ってないよ?」
お母さんとお父さんの遺産は結構あるけど、
塾とかには一切入ってない。
自分一人の力で夢を叶えたいと思っているから。
それに、本屋さんに売ってる参考書があれば大丈夫。
毎回の授業だって下までギッシリとノートに書いてる。
「聖は、塾とか行ってるの??」
「俺も行ってない。」
聖も、行ってなかったんだ。
でも、その言った時の表情はとても切なげで、
胸が少しチクッて痛んだ。