流れ星のカケラ【完】
「じゃあ、再来週のいつにする??」
「そうだなぁ…再来週の火曜日。その店、毎週火曜日に新しい香水が入って来るんだよ。」
「わかった!来週の火曜日ね?絶対に忘れないでね?」
「優貴こそ、忘れんなよ?」
『しっかりとレバーを下ろしてくださーい。』
係員さんの声が聞えると同時に、
水が流れている音がする。
「もうすぐなのかな??」
「この角曲がったら、乗れるんじゃねぇ?」
聖が指したのは20メートルぐらい先にある角。
「ってことは大体あと10分ぐらいかな?」
今の時刻は11時。
「優貴、これ乗ったら昼食にしよう。」
「うん!」
それから、少し香水について教えてもらって、
あっという間に角を曲がった。
角を曲がるとすぐそこには船の形をした乗り物があって、
お客さんが乗っている。
『何名様ですか?』
「2人です。」
『それでは、1番の数字が書かれている所に行ってください。』
係員さんは、チェーンをはずして私たちを中に入れる。