流れ星のカケラ【完】
◆◇
「もうあれ、すっごくおもしろかったね!」
時刻は16時。
今さっきフィロションズを乗り終わったところ。
すっごくスピードあって怖いんだけど、
景色がめっちゃキレイだった。
「また来たいな。」
「うん!聖、また行こうよ!」
さりげなく、言った言葉。
「そうだな。」
聖、こう返事をしてくれたのに。
''また''という言葉はもうなかったの。
「次は普通の乗ろうよ♪」
「優貴、残念だけど、レストランに向かう時間なんだよ。」
「えぇぇぇぇ!?」
2つしか乗ってないのにもう終わり?
「西崎が夜遅くなるといけないってことで、だと。」
「そんなぁ。」
「いいじゃん。また来るんだろ?」
「そうだね!じゃあ早く行こっ♪」
私たちは、本日メインのレストランに行く。
レストランに着いたら、美奈と神田くんはもういた。
「優貴、テラスはこっちだから行こう♪」
そう言って美奈に手を引かれて歩く。
聖は気づいたのか、握っていた手を離した。