流れ星のカケラ【完】
Y市は、私たちの住んでいるところから20キロぐらいしか離れていないので、
すぐに着いた。
「優貴。」
「ほぇ??」
聖はココナツランドの時のように手を出してきた。
「迷子になると困るから。」
「うん♪」
聖の手、
なんかこの前とは違って少し温かいかも…。
「駅から10分ぐらいのとこにあるんだよな。」
「そうなんだぁ。私に似合う香水が見つかるといいな。」
できれば、聖に選んでもらいたいかも。
なんてワガママは言わない。
連れてきてもらって、
こうして手まで繋いでるんだから。
もう私はそれで十分嬉しい。