流れ星のカケラ【完】

「ここがそのお店。」

少し大きめのお店だった。

赤レンガでできていて、

看板に香水を意味する''Perfume''と書かれている。

「じゃ、入るぞ。」

「うん!」

聖がドアを開けると、

カランカランと音がした。

私、この音好きだなぁ。

なんか懐かしいっていうかそんな感じがして。

中は、白ベースの壁に虹が書かれている可愛いお店だった。

お客さんはざっと見て30人くらいはいるのかな?

「よぉ!聖じゃねぇか!!」

お店に入ってきたら、

大学生にしか見えないようなカッコイイ人が声を聖にかけてきた。

「お久しぶりです。柴崎さん。」

『ここの店長さんだよ。』

小声で聖に教えられる。

ここの店長さん!?

若すぎない?

なんかすごい…。

「聖、今日は彼女連れか。」

「違いますっ!香水のことあんまわからないのでついてきたんです。」

何私答えてるんだろ。

「そうなのか。じゃあいろいろ教えるからえ~っと…」

「釘宮優貴です。」

「じゃあ優貴ちゃん、一緒に回ろう。」

「いいんですか?」

「似合う香水選びたいなら。」

「お願いしますっ!」



< 181 / 319 >

この作品をシェア

pagetop