流れ星のカケラ【完】
「ここがそのお店。」
少し大きめのお店だった。
赤レンガでできていて、
看板に香水を意味する''Perfume''と書かれている。
「じゃ、入るぞ。」
「うん!」
聖がドアを開けると、
カランカランと音がした。
私、この音好きだなぁ。
なんか懐かしいっていうかそんな感じがして。
中は、白ベースの壁に虹が書かれている可愛いお店だった。
お客さんはざっと見て30人くらいはいるのかな?
「よぉ!聖じゃねぇか!!」
お店に入ってきたら、
大学生にしか見えないようなカッコイイ人が声を聖にかけてきた。
「お久しぶりです。柴崎さん。」
『ここの店長さんだよ。』
小声で聖に教えられる。
ここの店長さん!?
若すぎない?
なんかすごい…。
「聖、今日は彼女連れか。」
「違いますっ!香水のことあんまわからないのでついてきたんです。」
何私答えてるんだろ。
「そうなのか。じゃあいろいろ教えるからえ~っと…」
「釘宮優貴です。」
「じゃあ優貴ちゃん、一緒に回ろう。」
「いいんですか?」
「似合う香水選びたいなら。」
「お願いしますっ!」