流れ星のカケラ【完】
レジで会計をする。
会計をし終わった私は、少し疑問だったことを柴崎さんに聞いてみた。
そしたら、お店を出る時に、
「36歳の子持ちだよ。」
って教えてくれた。
人間ってすごい。
大学生にしか見えなかった人がしっかりとした大人で、
子どもがいるなんて。
「聖、お待たせ♪」
「あぁ。」
まだ15時なだけに暑い。
「聖、アイス食べたい。」
「食べに行くか?」
「いいの!?」
「俺も食べたいと思ってたから。」
いいの!?
本当にいいの!?
「いい店しってるから。」
聖の横を歩き始める。
手は、握らずに。
暑いからね。
でも少し、聖が手を出してくれるのを期待していた自分がいたんだ。