流れ星のカケラ【完】

暑いせいか、アイスクリーム屋さんはすごい列となっていた。

「やっぱし人気あるし、暑いからなぁ。」

そう言いながらも並ぶ私たち。

「優貴、ここの苺スペシャルが美味いんだよ。」

『優貴、苺好きだろ?』そう後に付け加えて聖は言ってくれたんだ。

「なんで私が苺好きなの知ってるの?」って聞くと、

「遊園地の時に苺のアイスドーナツ食ってたじゃん?それでなんとなく。」

嬉しかった。

私が食べたものを覚えてくれていたことが。

そして、私の好きなものを推理してくれてて。

私の好きなものは苺。

甘酸っぱくて、大好き。

この苺みたいな甘酸っぱい恋にならなかったからって、

私は苺が今でも変わらずに好き。

苺を見る度に聖を思い出すんだよ。

私の好きなものを推理してくれてありがとうって。

< 187 / 319 >

この作品をシェア

pagetop