流れ星のカケラ【完】
暑いせいか、アイスクリーム屋さんはすごい列となっていた。
「やっぱし人気あるし、暑いからなぁ。」
そう言いながらも並ぶ私たち。
「優貴、ここの苺スペシャルが美味いんだよ。」
『優貴、苺好きだろ?』そう後に付け加えて聖は言ってくれたんだ。
「なんで私が苺好きなの知ってるの?」って聞くと、
「遊園地の時に苺のアイスドーナツ食ってたじゃん?それでなんとなく。」
嬉しかった。
私が食べたものを覚えてくれていたことが。
そして、私の好きなものを推理してくれてて。
私の好きなものは苺。
甘酸っぱくて、大好き。
この苺みたいな甘酸っぱい恋にならなかったからって、
私は苺が今でも変わらずに好き。
苺を見る度に聖を思い出すんだよ。
私の好きなものを推理してくれてありがとうって。