流れ星のカケラ【完】

「聖っ!暑いしアイスランドに入りたいな♪」

アイスランドっていうのは、ここの遊園地に昔からあって、

中に入ると氷の世界になっている。

暑い夏にはピッタリの場所だから。

「じゃあ行くぞ。」

ここの遊園地は乗り物に乗るときにお金を払う。

だから、ココナツランドみたいにワンデーパスポートっていうのはなくて、

乗りたいものだけお金を払えば乗れるっていう仕組み。

「聖、いいの?」

アイスランドに向かっている途中に私は聞いた。

だって、香水だって今の遊園地だって観覧車だって、

全部私のために行ってるようなもんじゃん…。

「優貴だから来てんだよ。だから迷惑とかワガママとか思わなくていいから。」

「ありがと。」

優しすぎる。

''優貴だから''って言葉、期待しちゃうよ。

他の子だったら迷惑とか思うの?

教えて、聖。
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