流れ星のカケラ【完】
「時間無いから走って!」
そう言われたので私は聖と一緒に走り出した。
「ギリギリセーフだな。」
聖が連れてきてくれたのは、メリーゴーランドから見えた港。
5分くらい走った。
だから大体1キロぐらい走ったのかな?
「優貴、前見てみ?」
聖に言われて前を見たら、
さっきより全然沈んでいて、水平線からほんのりと夕日がいたんだ。
「キレイっ!すごいよ、聖!」
もう私はおおはしゃぎ。
だって、こんなにキレイな夕日を見たことがないんだもん。
「あと10秒くらいだろ。」
聖に言われて私はカウントダウンをする。
「10…9…8…7…6……5…4……」
『『…3……2………1…………』』
2人で最後は声を合わせてカウントダウンをする。
カウントダウンする度に、夕日がどんどん水平線に隠れていって…。
『『0』』
そう言うと夕日は沈んで、
辺り一面は星空へと変化した。