二藍蝶
親父を、俺は超えてみせる。

「俺は、帰らない」

「カイリ、貴方、何を・・・」

会澤組長、新は、妹である
巴の口を塞ぎ、首を左右に
降る。

「カイリ、お前は自分が
 何を言っているのか
 分かっているのか?」

親父の問いかけに
俺は答える。

「ああ、分かっている
 俺は帰らないと言った

 極道になると決めたのは
 この俺だ
 誰の指図も受けちゃいない
 俺が自分で決めて、彼に
 会いに行った
 
 今の俺の親父は、ここにいる
 センさん、ただひとり

 もう、貴方じゃない

 俺は、自分一人の手で何年
 掛かっても登りつめてみせる

 俺は必ず、アンタを超える」
< 436 / 918 >

この作品をシェア

pagetop