二藍蝶
「藍?」

「・・・
 めちゃくちゃにして
 カイリ」

俺の好きな可愛い声で
大胆に、お前はこの俺を
求める。

そんな、お前の姿を
知るのは、この俺だけ。

俺は、愛しいお前に
俺の想いの全てをぶつける。

俺の愛を

藍、お前だけに遣る。

お前は、最後は嫌だと
言った。

「最後じゃねえよ・・・」

これは、始まり・・・

終わらない・・・

藍・・・

俺は、お前を
また傷つけるかもしれない
 
泣かせて
しまうかもしれない
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