二藍蝶
仲間と貴方が話す声を
聞きながら、閉まるドア
の前で空気が変わるまで
立ち尽くした、あの時・・・

「私のこと、邪魔なの?」
 
寂しい瞳・・・

「藍、違う
 誤解すんなよ

 お前が以前のように
 俺に合わせているなら
 その必要は無い
 
 そう思っただけさ

 お前にも大切な仕事
 大切な時間がある
 
 その邪魔を
 俺がしてるなら・・・」

『藍
 二度と消えないで』

浬の首に絡まる
藍の細い腕。

「仕事なんて
 どうでもいいよ・・・」

「藍?」
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