二藍蝶
あなたの事を
忘れた日は
たったの一日もない。
田舎町に佇む、一軒の家
表札は、高月。
そう、ここは浬の家・・・
玄関から出て来た
ジーパン姿にスニーカー
の男性は、自転車に跨る。
「行って来ます・・・」
「休みだからって
・・・・・・
居ついちゃ駄目よ
チナツさんに
迷惑かけないでね
聞いてる・・・?」
「分かってるって」
走り出す、自転車
白いシャツが向かい風に靡く
ガタン、ゴトン
ガタン、ゴトン
電車に揺られて、ある場所に
男性は降り立つ・・・
忘れた日は
たったの一日もない。
田舎町に佇む、一軒の家
表札は、高月。
そう、ここは浬の家・・・
玄関から出て来た
ジーパン姿にスニーカー
の男性は、自転車に跨る。
「行って来ます・・・」
「休みだからって
・・・・・・
居ついちゃ駄目よ
チナツさんに
迷惑かけないでね
聞いてる・・・?」
「分かってるって」
走り出す、自転車
白いシャツが向かい風に靡く
ガタン、ゴトン
ガタン、ゴトン
電車に揺られて、ある場所に
男性は降り立つ・・・