二藍蝶
藍に全てを
話してやるべきでは・・・
『言わないであげて・・・』
話せない・・・
塁は、ずっと一人で悩み
苦しんだ。
自分の思いのままに
藍を抱きしめてしまった
あの日・・・
その後から、藍に会う事は
なく、彼女は表の舞台から
姿を消してしまった。
そんな藍の事を心配する
日々が続くうちに、ふと
いつの日か、こう思える
ようになっていた。
彼女は、もしかしたら最初から
存在していなかったのかも
しれない。
夢、無・・・?
目覚めない浬・・・
消えた藍・・・
それは、まるで
浬が見つめる世界にだけ
藍が存在するようで・・・
浬が目覚めない限り
藍は、この世界に
存在できない。
何て
本気で思ったり・・・
話してやるべきでは・・・
『言わないであげて・・・』
話せない・・・
塁は、ずっと一人で悩み
苦しんだ。
自分の思いのままに
藍を抱きしめてしまった
あの日・・・
その後から、藍に会う事は
なく、彼女は表の舞台から
姿を消してしまった。
そんな藍の事を心配する
日々が続くうちに、ふと
いつの日か、こう思える
ようになっていた。
彼女は、もしかしたら最初から
存在していなかったのかも
しれない。
夢、無・・・?
目覚めない浬・・・
消えた藍・・・
それは、まるで
浬が見つめる世界にだけ
藍が存在するようで・・・
浬が目覚めない限り
藍は、この世界に
存在できない。
何て
本気で思ったり・・・