二藍蝶
「ヨシノ、ありがとう
 
 我が儘を言って
 引き留めたり
 
 楽しい食事の席が
 私のせいで・・・

 ごめんなさい」

「何、謝ってんの?
 
 お前は
 何も謝らなくていい

 俺がただ、可愛いお前と
 一緒に過ごしたかった
 だけだ

 制服、似合ってるじゃん
 いつの間に、こんなに
 大きくなったんだ
 
 俺も老ける訳だな」

そう言って、少年のように
微笑む貴方に私は見惚れる。

「ヨシノは、昔のまま
 何も変わってないよ」

「馬鹿さ加減がだろう?」

「違うよ
 
 ヨシノは
 ずっとカッコいいよ」 
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