キラキラ王子と俺様王子
バサっと白衣をわざとなびかせてみせた一ノ瀬先生は
ありもしないメガネをクイっとあげるジェスチャーをしてから、こう続けた。
「君たち女子に、護衛をつけようと思う!!!」
・・・・・・
・・・・・・・・・・・
部屋が静まりかえった。
「へ・・・それってどうゆう・・・」
ぽかんと口を開けて琴音が問いただした。
「だーからっ!その言葉の通りだよ!」
「・・・・・」
保健室内の女子は思考停止。
当然、再び部屋は静まりかえる。
そのかわり、たったひとりの男の子の声だけが響いた。
「ははっ・・・この組み合わせだよ?
なんとなく分からないかなぁ?」