キラキラ王子と俺様王子
「ほら。この間だって紗那ちゃん襲われたでしょ?
イキナリ男子校に女子が来るんだ。
そりゃ、僕らだって男子生徒が、がっつくだろうなぁとは考えていたけど・・・」
一之瀬先生は、この部屋の全員を見渡した。
「予想以上だったってことですよね?」
千秋先輩が消毒薬の入ったビンを振りながらぽつりと言った。
先生はその言葉に「ははっ」と苦笑いしながらコクリと縦に首を振った。
それから、
「・・・で!ここからが本題だよ!」
ピンと人差し指を突き出して、それを私たちの方向に向けた。
「誰でも好きなヤツでいいんだ!
女子の皆は、自分の護衛につけてほしい男子を選んでくれ!!」
声高らかに先生は言い放った。