僕の上司は彼女です。

「…何のために?」


「社長曰く…

『自分に自信がある奴は自分しか信じない。自分の意見に囚われ、周りの言う事を聞き入れない。

協調性もないし、柔軟な物の考えができない。

単独プレーで成立つ仕事じゃないんだ、周りと足並み揃えなきゃダメな時もある。


学生時代の仲間が次々に仕事をこなす中、自分は店番や雑用ばかり。

焦りもあるし、何よりみじめだ。自分にはコンテストで賞をもらえる才能があるのにっ!ってな。プライド傷つけられも同然だ。


だけど。そこでどう動くかが今後の分かれ道だ。

先輩や同期に相談して励まし合い、年長者の意見を素直にきけるかどうか。

驕りを捨て、望む仕事じゃなくても自分に与えられた仕事を真っ当しようと思えるかどうかだ』…なんですって」
< 196 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop