年下の王様
【斗和】



起きたら知らないネーチャンがいた。



陽菜とは正反対の美人系。



初めて会った陽菜の友達…。



「俺、こんなお姉さんがタイプなんだけど…」

「コラ斗和っ!!」

「陽菜に内緒で遊ばね?」

「彼女の前で友達口説かないでよね!!」



チビは朝からうるせぇな~…。



朝ってか昼か…。



腹減ったな…。



「メシ」

「もう少し待ったらお昼だよ?」

「腹減った」

「あるものでチャーハンとかかな~」



味のない陽菜のメシには慣れたからどうでもいい。



作ったら俺の方が絶対うまいけど。



「斗和君って亭主関白系だね」

「そう?」

「陽菜には合ってるかも」

「マドカさんも教師?」

「そうだよ」

「なんでこう違うかなぁ~…」



陽菜と違ってきびきび動きそう…。



見習え、陽菜。



そう思った瞬間、フライパンを足に落としてる…。



悶絶してんじゃねぇよ…。



「俺がやるから座っとけ…」

「いだぁ~い…」



ガッカリ…。



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