年下の王様
正直に言ったら心配かけるよね?



実際、具合悪いことも黙ってたわけだし…。



『パソコン壊れてました…』



なんてしょうもないウソを着いてしまった。



その日の夜、こっちに来てから初めて斗和から電話が来た。



「なんかあったわけじゃねぇんだな!?」

「う、うん…。心配かけてごめんね?」

「携帯でメールしろよなぁ…。マジで死ぬかと思っ…うわけねぇだろ!!全く心配なんかしてねぇ!!陽菜なんか一生帰って来なくても平気だから」



うわっ…。



なんだかすご~くカワイくない?



ごめんね、ウソついて…。



でも心配かけたくなかったから…。



これくらいのウソなら許してくれるよね?



「大好きだよ、斗和」

「…………クソ陽菜」

「えっ!?なんで!?」

「会いたくなった…。つーか…わりぃ、結構…弱ってっかも…」

「斗和…」

「あ゙ぁぁぁぁ~…。早く帰って来いよマジで…。文字と声だけじゃ満足できねぇよ…」



斗和…。



あなたカワイすぎっ!!



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