年下の王様
テーブルを囲む生徒にジュースを出す陽菜はガン見されてることに気づかずにニコニコしてる。



「みんなカワイイね~。やっぱり美人さんが多いよね、あの学校って」

「あの、何歳ですか?」

「28だよ?子供っぽいって言われちゃうけど一応大人!!」

「28とか…オバサンじゃん」



嫁批難に来ただけかよ。



マジでどうすりゃいいんだか…。



「陽菜」

「ん?」

「コーヒー飲むか?」

「自分でやるよ。斗和も飲む?」

「俺がやるから座っとけ。ブラックでいいんだろ?」

「ありがと!!」



残念ながら、俺は嫁溺愛だからな。



昨日も鳴かせまくってやったっつーの。



「宮ちゃん学校と違う顔してる…」

「そりゃそうだ。家にいんだ、気ぐらい抜くっつーの」

「奥さんカワイイから余計ムカつく…」

「だろ?だからうちの陽菜ちゃんはカワイイっつったんだ」



悔しそうな生徒に優越感…。



陽菜は終始ニコニコしてた。



夕方までくつろいで帰った生徒達にやっと一安心…。



< 544 / 549 >

この作品をシェア

pagetop