年下の王様
耳を塞ぎながら眠った次の日。



いつの間にか隣に寝てた宮君に抱き着くようにしてた…。



何時まで見てたんだろ…。



起き上がってテーブルに目をやると、そこにあったのは3本のケース。



『女教師○○物語り』と、あたしが見てたドラマの続き…。



前に宮君が真剣に見てたヤツだ…。



ひとつだけケースの中身が入ってなかった。



本当はこっち見てたんじゃん…。



やっぱり嫌がらせで借りてきたんだ…。



だって宮君、こんなの見なくても不自由しなそうだもん…。



「陽菜…?」



少し掠れた声があたしを呼んだ…。



振り返ると完全に目は開いてない宮君…。



か、カワイイ…。



そのまま手を延ばしてあたしを捕まえた…。



弱い力で軽く引っ張られてそのまままた布団の中…。



「お、起きるよぉ…」

「ダメ…」

「離して?」

「陽菜…陽菜…陽菜…」



な、なんなの…。



そんな愛しそうに呼ばないでよ…。



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