年下の王様
次の日、夏休み中の学校へ行くと理事長がいた。
今、理事長と顔を合わせるのってちょっと苦手。
言わば上司の息子をたぶらかしちゃったわけだし…。
「北川先生は今日も小さいね」
「あははっ…」
「最近息子が外泊ばっかりでさぁ~。父ちゃんちょっと寂しい…」
「そう…なんですか…」
「なんか変わったこととかあったら俺に報告してもらえると嬉しいなぁと思ってるから」
「わかりました…」
ごめんなさい…。
うちに入り浸ってます…。
知られたら絶対クビだよね…。
しかも担任だし…。
やっぱりイケないことなんだと改めて実感しちゃった…。
「おはよ~!!」
「陽菜ちゃん、できたよ!!」
「やっと完成だね!!カワイイ~!!」
あたし、手芸部の顧問やってます…。
なんか気分的に滅入ってるから少し元気を分けてもらおう…。
若い頃に戻れたらなぁ…。
こんな気持ちにならなかっただろうに…。
今、理事長と顔を合わせるのってちょっと苦手。
言わば上司の息子をたぶらかしちゃったわけだし…。
「北川先生は今日も小さいね」
「あははっ…」
「最近息子が外泊ばっかりでさぁ~。父ちゃんちょっと寂しい…」
「そう…なんですか…」
「なんか変わったこととかあったら俺に報告してもらえると嬉しいなぁと思ってるから」
「わかりました…」
ごめんなさい…。
うちに入り浸ってます…。
知られたら絶対クビだよね…。
しかも担任だし…。
やっぱりイケないことなんだと改めて実感しちゃった…。
「おはよ~!!」
「陽菜ちゃん、できたよ!!」
「やっと完成だね!!カワイイ~!!」
あたし、手芸部の顧問やってます…。
なんか気分的に滅入ってるから少し元気を分けてもらおう…。
若い頃に戻れたらなぁ…。
こんな気持ちにならなかっただろうに…。