夢の彼方
それからずっと子供たちについて何件もの家を回る間。


レジーはどこか不機嫌そうで。


ずっとむっとしたままの超美形の男に、他の子の母親たちも興味深々でちらちらと見ていた。


そしてわたしの隣にはあのわたしのファンだという男がいて、自分の仕事のことや家族のことなんかをぺらぺらと話してい

た。


「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」


元気な子供たちの声が響く。


そうして夜が更け―――


「バイバーイ!」


「また明日ね~!」


子供たちと別れ、瑠加の手を取り家までの道を歩きだす。


まだむっと黙ったままのレジーに、わたしは思いきって聞いてみた。


「ねえ、まだ怒ってるの?」


その言葉に、レジーの眉がピクリと動く。


「別に、怒ってるわけじゃ―――」


「でも、怒ってるように見える。わたしのしてることが間違ってるなら、そう言って?」


芸能界という世界にまだ慣れていない。


何か間違っているのなら―――


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