夢の彼方
子供たちが寝静まったころ。
1階のリビングでテレビをぼんやり見ていると―――
“ブ―――ッ”
というブザーの音が玄関から聞こえてきた。
やって来たのはレジーだった。
リビングへ通し、コーヒーを入れる。
「―――返事を、聞かせてくれる?」
レジーの言葉に、わたしは頷いた。
「わたしも―――レジーが好きよ」
「―――本当に?」
「うん。でも―――」
「でも?」
「わたし―――夫が亡くなってから今まで子供たちに支えられて生きてきたの。子供たちがいなかったら、きっと今のわたしはいない。だから―――子供たちにもちゃんと認めてもらいたいと思ってる」
1階のリビングでテレビをぼんやり見ていると―――
“ブ―――ッ”
というブザーの音が玄関から聞こえてきた。
やって来たのはレジーだった。
リビングへ通し、コーヒーを入れる。
「―――返事を、聞かせてくれる?」
レジーの言葉に、わたしは頷いた。
「わたしも―――レジーが好きよ」
「―――本当に?」
「うん。でも―――」
「でも?」
「わたし―――夫が亡くなってから今まで子供たちに支えられて生きてきたの。子供たちがいなかったら、きっと今のわたしはいない。だから―――子供たちにもちゃんと認めてもらいたいと思ってる」