夢の彼方
「子供たちに認められたら―――付き合えるってこと?」


「うん・・・。それで、良ければ―――」


「いいよ、もちろん。俺も、子供たちにはちゃんと認めてもらいたい。こそこそ隠れて付き合うようなことはしたくない」


そう言って、レジーはにっこりと笑った。


今までに見たことがないようなその笑顔に、どきんと胸が高鳴る。


「―――優奈」


レジーが、そっとあたしの手を引いた。


あたしは抗うことなく、レジーの隣に座った。


そっと抱き寄せられ、レジーの手があたしの頬に触れた。


レジーの、他には向けられない優しい瞳がわたしを見つめる。


ゆっくりと目を閉じる。


少し冷たい、キスが降りてくる。


ついばむように何度もキスをして。


「―――愛してる―――」


耳元に、甘い囁き。


そして口づけは、徐々に深いものに変わっていった―――。

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