夢の彼方
「ねえ、anysって格好いいね!」


「うん」


隣で里菜と紗菜が会話している声が時折聞こえる。


瑠加もぽかんと口を開けながら、迫力満点のコンサートに見入っているようだった。


そしてその瑠加の隣に座っているルークとレジーの姿をちらりと見る。


「コンサートが終わったら、みんなで食事をしに行く予定なんです。よければルイさんもご一緒に。もちろん、お子さんたちも」


そう言っていた。


その時に、あの話の続きも聞けるのだろうか。


じっとルークの顔を見つめていると、不意にレジーがこちらを向いた。


涼しげな、淡いブルーの瞳がわたしを見る。


ドキッとして、思わず目をそらしてしまった。


ちょっと長めに伸ばしたきれいなプラチナブロンド。


切れ長の目に、薄い唇。


すっきりとしたあごのラインは何となく男の色気を感じさせる。


クールな雰囲気がさらに魅力を引きたてているその横顔。


レジーはわたしが今まで見たこともないほどの美形だった・・・・・。
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