紙ヒコーキ~君に届け


「アンタ、今から暇なんでしょ?」


何だよ
別にどうでも良いと思う、そんなこと。


「お前には関係ないだろ?まぁ暇だけどよ。それが何?」


「んじゃちょっと付き合ってよ」


「は?」


「だから暇なんでしょ?だったらちょっと付き合ってって言ってんの」


何を意味の分からんこと言ってんだ?

てか何で上から目線なんだよ


「別にお前のこと俺には関係ねぇし」


「私はあるけど?」


さっぱり分からん
頭が痛くなってきた。


「あーもう分かった!ちょっとだけな」


「ありがとう」


その女はまた俺に微笑んだ。
さっきも笑っていたけど
またそれとは別だった。


「あ、あぁ…」


何だろ…
笑ったら可愛いのな
コイツ…


「早く行くよ!」


女はもう歩いていて俺を急かしてくる

てかあの上から目線はどうにかならんのかな…


「今行く」


俺は女と並んでどこかに向け歩いた。
と言うより、歩かされた。
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