紙ヒコーキ~君に届け


「――ろっ!」


んだよウッセェな…
寝かせろよな


「起きろっ!」


「あーっうっさい!寝てんの分かんねーの?」


「は?もう昼だぞ?早く行かねーとパン無くなるぞ」


「は?」


俺は時計を見た。

確かに昼だ…
ってマジかよ!?


「おいっ!早く行くぞ裕弥っ。俺の昼飯取られてたまるかよ!」


そうグダグダ言いながら走った。
後ろからは裕弥が呆れながらもついて来ている。


「もっと早く起きろよな…アホ流星」


「何か言ったか裕弥?」


「いや?何も?」


そんな言い合い?している内に購買に着いた。

よし!
まだ残ってる!


「セーフだな流星」


「あぁ、良かった良かった」


俺達はパンを買って屋上に足を運んだ。

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