幼なじみ
「じゃ、今日はあがっていいよ。」
「「さようなら」」
二人で手をつないで歩く通勤路。
もう何度歩いただろう?
「っ...」
その場にしゃがみ込む優衣。
「優衣??」
「ごめっ...涼...」
優衣の顔は異常なまでに真っ青で...
俺の顔からも血の気が引いていく。
「病院行くぞっ」
急いでタクシーを拾う。
優衣が通ってる病院に連絡して、主治医に待機してもらった。
「優衣、もうすぐ付くぞ」
優衣の顔は血の気がなくて、ぐったりと俺にもたれかかってる。
「お客さん!おつり!」
「いらねー」
優衣を抱きかかえて病院に入る。
「香川さーん!大丈夫ですか!?」
ストレッチャーに乗せられた優衣が集中治療室に入って行った。