幼なじみは年の差7歳【完全版】
ファミレスから歩いて1分もかからないところにある良明くんの家。
案内され、中に入ると…中もやっぱり綺麗だ。
リビングに入ると既にエアコンがオンになっている。
ファミレスのようにキンキンに冷えているわけではなく、外よりも僅かに気温が低い程度。
勉強するにはちょうどいいくらいの温度と湿度になっている。
「よし、さっさと終わらせて残りの休みはパーッと遊ぼう!」
…遊ぶという目標、目的があるから良明くんは宿題を一生懸命やっているみたい。
麻実ちゃんは少し呆れ顔だけど、その後「良明らしいね」と微笑んだ。
………。
「あ、ねぇもうすぐ美和ちゃん誕生日じゃなかった?」
しばらくした時。ふ、と顔を上げた良明くんが壁に貼られたカレンダーを見る。
そのカレンダーの23日に大きな丸がついていて、その隣に【美和ちゃん誕生日】と書かれていた。
そう、8月23日は私の誕生日。
「俺は6月末が誕生日で、美和ちゃんは8月の23日。
で、お前はいつなの?」
麻実ちゃんを見る良明くん。
その言葉で思い出す。
麻実ちゃんは良明くんと同じ、6月生まれ――。